毎日お魚を見るということ

仕事場がちょっとさみしいという意見があったので最近45cm水槽を設置しました。詳しくはまた後日紹介しようと思っていますが、水草があって、青や赤の一般ウケしそうなお魚が泳いでいる水槽です。当番制にしたつもりはないのですが、毎日何となく当番を決めて皆で世話をしているようです。観賞魚は人を癒す力がありますよね、会話も増えて仕事場が明るくなったと思います。

アピストも観賞魚なので私も家族も毎日癒しを受けているのですが、仕事場の水槽とは水槽とお魚の観察の仕方がだいぶ異なります。以前に音羽の店主様がAh-haで話題になったテレビ番組で話していたように、近くで観察したり少し離れて観察してみたり、それぞれの距離によって見えるものが違います。

私の場合、帰宅すると先ずは息子の観察から、これは大事デス。そして家内との会話、これも大事デス。家族から外出中の私に「水槽の様子が何だかおかしいよ」とか「お魚がたくさん★になってるよ」とかの事前報告が無い限りは帰宅して水槽の前に直行することはしないようにしています。帰宅した直後の数分で何かが手遅れになることはないでしょうし、もしあるとすればその時点で既に手遅れであることばかりですので、帰宅後数分の家族との時間を大事にするようにしています。家族の理解が得られなければこの趣味は成立しませんからね!

毎日帰宅すると全部の水槽を少し離れた距離でざっと見渡します。エアーが出ていなかったり出が悪かったり、水量が不自然に減っていたりするのはこれでわかります。それから気になっている水槽から順に近距離で見ていきます。まずはいつも自然に♀いる?という気持ちで覗き込みます。これはいつの間にかルーチーンになっていて、産卵していたり♂に追い込まれていないかを確認したいのだと思います。もしも産卵していたら直ぐに♂の状態を確認する感じになります。アピの行動や状態に普段と変わったことが無いか?アテが★になっていないか?なんかを見ていきます。お酒を飲んで遅い時間に帰宅しても2時を過ぎて消灯してしまっていない限りは必ず見るようにしています。

数日前、いつものように水槽を見ているとロート水槽での異変に気が付きました。何が?というのは先輩方に相談してから判明したのですが、パッと見で♀の形が変なのが分かりました。形というかシルエットが変。尾鰭を閉じていたのでいつも見ていた♀より短い感じがしてとにかくいつもと違うと感じたのです。

カラムナリス。先輩方に相談するとすぐに答えが返ってきました。確かに、もう少し良く見るとロートの♀だけではなくアテに入れている幼魚たちも頭が白いのや尾鰭を閉じているのもいました。そんな中♂は丈夫なのか普通にしていました。弱っていなければかからない病気のようなので、♂はこの水槽でキングだから大丈夫だったのかな?経験したことがない方のために写真を残せればよかったのですが、ブログ用に写真を撮影するより対処が先になってしまい、申し訳ありませんが病状の写真がありません。

持っていて安心!ということで事前に用意していた黄色いお薬に初めてお世話になることに。♂は別水槽に避難してもらいました。

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規定量?を水で溶いて投入し2日間遮光した後の写真です。

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♀もアテの皆さんも回復しているように思います。

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尾鰭もしっかり開いて元気よく泳いでいます。

何故カラムナリス?ということについて考えてみましたが、管理不行き届きという理由しかないという結論に・・・考えられることは数点あります・・・アテに入れていた幼魚が2匹ほど流木の下で★になっているのを発見、数日経過していたのを見逃していました。ロートを連れて帰ってから3週間になろうとしていたので少しづつブラインの量を増やしていた時だった。ロートを連れてくる前にスポンジのパイプ(あそこ)を掃除したのにエアーの出が良くないなと思っていたにもかかわらずスポンジの詰まりを疑いスポンジの汚れを吸い出さなかったこと。濾過とバクテリアが追いつかなかったのでしょう。また、♀の尾鰭を見るとだいぶ回復したかな?と思っていた尾鰭がまたボロっているので見ていないところで♂にヤラレていたのかもしれません。

今回は良い経験になりました。黄色い水はバクテリアの存在を考えながら時間をかけて透明な水と入れ換えていきたいと思います。

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♂はこんな感じで絶好調!という感じはしませんが、何とかやっています。

 

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